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人生、宇宙、すべての答え


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[ 7] すべてとは! 人生、宇宙、すべての答え - Wikipedia
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生命、宇宙、そして万物についての(究極の疑問の)答え [1] (せいめい、うちゅう、そしてばんぶつについての(きゅうきょくのぎもんの)こたえ、原文は定冠詞つき大文字で"the Answer to (the Great Question of ) life the universe and everything") は、ダグラス・アダムズのSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』に登場する答えである。
ダグラス・アダムズの『銀河ヒッチハイク・ガイド』(The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)は、イギリスのラジオドラマで、のちに小説化、TVドラマ化、そしてついに映画化がなされた人気シリーズである。奇抜な、ほとんど意味不明の領域に近づいたアイデアと、軽妙な語り口を持つスラップスティック(Slapstick = ドタバタ)SF小説である。作中、「生命、宇宙、そして万物についての究極の答え」を問われたスーパーコンピュータ、ディープ・ソートが750万年の計算の末に出した答えが、「42」である。同シリーズの日本語訳は新潮社から出たが、日本ではそこまでで留まり、派生文化を生み出さなかった。
スラップスティックは「どたばた」であり、英語圏のSF界でも『銀河ヒッチハイク・ガイド』は異色の存在である。しかし英語圏でコンピュータ・プログラムやネットワークに趣味的にのめりこんだ人々には、スラップスティックSFの感覚に呼応する心性があり、同シリーズのアイデアを好んでとりあげた。たとえば、ローグライク・ゲームのメッセージやモンスターの中には、銀河ヒッチハイク・ガイドに由来するものがある。英語からの移植版も、英語版を土台に日本で発展したローグライク・ゲームも、銀河ヒッチハイク・ガイドの世界を部分継承した。ネットワーク経由での再流入である。
このシリーズにおけるハツカネズミは、すぐれた知性をもった高次元生物がわれわれの三次元に突き出している部分である。ハツカネズミ達は「生命、宇宙、そして万物についての究極の答え」を知るために、全時代および全世界において2番目に凄いコンピュータ、ディープ・ソートを作った。そのコンピュータが750万年かけて出した答えは「42」だった。
「何度も徹底的に検算しました」コンピュータが応じた。「まちがいなくそれが答えです。率直なところ、みなさんのほうで究極の疑問が何であるかわかっていなかったところに問題があるのです」 [2]
ディープ・ソートは研究者に向かって、「疑問とは何なのか」に答えられるもっと凄いコンピュータ(=全時代、全世界最も凄いコンピュータ)を設計しようと言った。それはコンピュータ母体に生命体を取り込んだコンピュータである。そのコンピュータの名は「地球」。あまりに大きいのでよく惑星と間違えられる。しかし、疑問の計算が終わる5分前に、超空間のバイパスにするという建前でヴォゴン人が地球を破壊してしまう。後のシリーズ作品(「宇宙の果てのレストラン」)で、生命の意味が知れ渡ることで自分達の仕事がなくなることを恐れた精神科医と哲学者の組合が、地球を壊すためにヴォゴン人を雇ったことが判明する。このとき、銀河大百科辞典特派員のフォードと地球人のアーサー・デントとはなんとか地球を脱出できた。
テレビのトーク番組に出て疑問を明かすことになったハツカネズミは、必死になって疑問を発見しようとした。惑星マグラシアでのアーサー・デント一行との話し合いで、ハツカネズミのフランキイとベンジイは、究極の疑問をアーサーの脳から抽出するという計画を明かした。そのためには脳を取り出してサイの目に切らないといけない、と聞いたアーサーは計画に反対し、すんでのところで無事に逃げ出すことができた。
本当のことが分からないので、2人のハツカネズミはトーク番組で話すための疑問をでっち上げることにする。議論の末に決まったのは、“How many roads must a man walk down?(人間が歩く道の数はいくつ?)”という疑問である(これはボブ・ディランの有名な公民権運動の歌『風に吹かれて』の一行目)。却下された疑問のひとつ“黄色くて危険なものなあに?”は、作者アダムスは答えを明かしていないが、答えは“サメが群がるカスタード”だ。しかしこれは、地球を破壊したヴォゴン人の黄色くて危険な宇宙艦隊への言及でもある。
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